精肉チームでチャレンジし続ける。

今は入社3年目。内定式で「手に職をつけたいから精肉部門に入りたい」と思って希望しました。入社する前は、包丁が怖いと感じるほどの料理初心者。なので最初は肉を分割したり、骨やスジを取ったりする成形作業が難しかったです。良いお肉は脂が硬いので、包丁が滑ってしまい力がうまく入れられなかったのですが、諦めずチャレンジし続けていたら、入社して1年経つ頃には上手にさばけるようになりました。肉の下処理以外には、売上や仕入れの管理、売り場づくりも行っていて、季節のイベントに合わせてオリジナルのお肉セットを考えたりすることも。自分で一生懸命考えた商品が売れるとうれしいですね。同じ商品でもトレーの色や量を変えただけで、売上がアップするんです。考えた商品の反応が思ったほど良くなかった時は落ち込んだりもしますが、どんな時でも継続してチャレンジし続けることが私のモットーです。「クックマートはやっぱり楽しいね」という声が聞けるように、お客さまに喜んでもらえるような商品や売り場づくりに日々チャレンジしています。

会社の先輩に紹介してもらった、豊橋で有名なハンバーガー屋さんです。新商品の参考に、気になったお店には足を運びます！

尊敬する上司から学んだ、
大きな財産。

前店舗の上司は商品開発が得意な人だったので、横に並んで真似しながら様々なことを教えてもらいました。商品化の意見が食い違って言い合いになったり、最初の方は責任感の薄さを指摘されて悩み、衝突を繰り返した時期も。ただどんな時も、上司は私の考えや思いを全部聞いてくれた上で、納得するまで話し合ってくれたのです。自分のことを大事に育ててくれているのだと伝わりましたね。この上司と一緒に頑張ることができた時間は、私の大きな財産です。業務のことだけでなく、とことん相手と向き合う姿勢を学びました。

歴代初の女性精肉チーフとして、
みんなが働きやすい環境を目指す。

今年に入り、クックマートの歴史上初の“精肉女性チーフ”となりました。精肉チームは8割が男性で、残り2割が女性。まだまだ女性のイメージが少なく、人数も少ないのが現状です。精肉は力が必要な業務が多いのですが、肉を切る時に力がない人でも切りやすいような姿勢や刃の入れ方など、トリミングの方法を研究して技を磨いています。女性にとっても働きやすく、誰もが活躍できる環境を目指していきたいですね。大学では心理学を専攻していたこともあり、元々人の変化にも気付きやすい性格。元気がないスタッフに「大丈夫？」と声をかけるなど、周りの状況をいち早く察知できるようにも心がけています。お客さまの声だけでなく、一緒に働くスタッフのことも大切にしながら、女性チーフとしてこれからの精肉チームを切り拓いていきたいです。